いつもありがとうございます!
アスラボsmile 料理が得意でない栄養講師 浦川恵子です。
野球は体重が必要なスポーツ?? 体重だけ気を付ければいいのでしょうか?
野球あるある話になりますが、野球の指導者さんって「ごはん=お米」を大量に食べさせたがる方が多いような気がします。
野球という競技はピッチャー以外はどちらかといえば瞬発系のスポーツ
す~っと走っているわけでもないし、攻守交替の競技でもあるし…
なので、パワーが必要と思われるのか「体重」がレギュラーになるための条件にされているチームもよく見かけます。
しかしですよ!!
アスリートにとって体重って一つの目安にはなるけれど、大事なのは「体脂肪率」だったり「徐脂肪体重」だったり、どんなもので今の体を作っているかの方がとても大事なんですね。
ある日、高校野球球児だったわが子が言ってきた言葉。
「太るには寝る前のインスタントラーメンと甘い炭酸ジュースが確実!
お前もやってみたほうがいいよって言われた。
3か月後までに体重5㌔増やさなといけないからやってみようかな・・・・」
ガビーーーーーン
確かにその先輩の身体は大きく、プレーもチームでぴか一のとても上手な選手でした。
ただ、
故障が多い。
気分にムラがある。
私はその話を聞いて「何のために体重を増やさないといけないのか、考えたらわかるよね~」と伝えました
スポーツを頑張る子どもたちに必要なのは「しなやかな骨と筋肉」
パワーが必要な場合はある程度の脂肪も必要な場合もあると思います。
しかし、体の中身はこだわらず「体重だけにこだわる身体の管理」はとても危険だと感じます。
この先輩のやり方を続けると、
・カルシウムを体外に排出 ➡骨が弱くなる ➡故障の原因になる
・添加物の過剰摂取による脳疲労・筋疲労蓄積 ➡気分のムラ、集中力の欠如によるケガの原因になる
・塩分の過剰摂取による水分コントロールの低下
・血液ドロドロとなり近い将来中性脂肪、悪玉コレステロールなどの数値の悪化による動脈硬化
などなど…
それは、間違ったプロテインの常飲も同じようなことが起こるのです

子ども同士の情報は間違ったものが多くみられます。
友達がこれで体重が増えたから自分のこのプロテイン飲みたい!
先輩がこの方法で背が伸びたから、毎日これを食べたい!
気持ちはとてもよく分かります!
しかし、いい情報もあるのだけれど、それが本当にわが子に合っているかどうか保護者が見極めることができれば、子どもの身体を傷つけずに最高のパフォーマンスを出すことができると思うのです。
そうそう、思い出しました。
小学生の頃に背を伸ばしたくて飲ませていたネットで一番売れている牛乳に溶かして飲むココア味のパウダー。
わが子は全く背は伸びなかった…
高校の時に友達から勧められた野球専門のプロテイン。
1㌔も体重は増えなかった。
なぜそのような結果になったのかが、今は分かる。
「わが子に必要なのはカルシウムを排出する砂糖いっぱいのパウダーではなかったという事」
「わが子に必要なプロテインはホエイだけの高脂肪のものではないという事」
もっと早く知っていれば…
学べば学ぶほどそう思います。
みなさんも、早く正しい知識を身に着けて、後悔しない「野球サポート」をぜひ楽しんでほしいな~って思っています。
わが子の野球と関わることのできる時間は、意外とあっという間に終わってしまいますからね
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